【感想・要約】理科系の作文技術
・なぜ読んだか
本の感想とか書評(?)をブログに書き始めようとしましたが、そもそも文章の書き方わからね~ということで大学の図書館から良さそうな本を借りてきました。9,10,11章の内容は、今の自分には必要のない内容だったので適当に読みました。
・要約
荒っぽくなってもいいから一語で言いきれ。そして読み手が知りたがってる情報を考えろ。
1文書1主題。主題は文書の長さに合わせて絞る。
書き始める前に目標規定文(英語で近しいものだとthesis)を書くと良い。
目標規定文は一応の目標として、書き始めてから修正しても良いが、目標規定文を修正したら一度最初から書き直すほうがいい。
それがどのようなものかを書く時は、それに似たものを探してどこが違うかを考える。
何が問題かを明確にして、それについて明らかになっている点、調べる必要がある点を明確にする。
記述、説明文は概観から細部への順序で書くとわかりやすい。結論を先に書かないのなら序論は短くすると良い。
どういう順序で書くかを思い定めてから書き始め、どうしてもその通り行かなくなったら、潔く方針を立て直して最初から書き直す。
理論の記述は紆余曲折したものでなく、簡明な道に沿って書かなければならない。少々くどくても省かないほうがよい。
各パラグラフにトピックセンテンスはあるか、展開部の文はトピックセンテンスと結びついているか点検する。トピックセンテンスが文頭にない場合は、先行するパラグラフとの関係を示す文または句を入れる。ある文と次の文の関係を即座にわかるように書く。
文章を点検する際、この文は正確に言うと何を意味するのか自問すると良い。
事実と意見をきちんと書きわけ、どれが事実でどれが意見か考える習慣をつけるべき。
事実の記述には意見を混ぜないように。
・感想
正直本の内容はあまり面白いとは言えませんでしたが(説明する際に用いられている例文がよくわからないところなど)、所々なるほどなーとなる箇所があり、何だかんだ楽しんで読めたと思います。
この手の本は、内容をすぐ忘れてしまうし、実践するのがとてもしんどいので別に他の人のようやく記事を読むだけで良かったかもしれません。
今後文書を書く際は、この記事に要約としてまとめた内容だけでも意識していきたいですね。
実はこの本を読んでから2週間ほど経っていて本の内容を殆ど忘れていたのですが、日本人はあやふやな文章を書きがちであるという内容だけは覚えていて印象に残っています。これからは、明言を避ける癖(語尾に思います、考えられますなど)を直していきたいと思います。